シスメックス マラリア測定機器、欧州で9月発売

シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長 CEO:家次 恒 以下「シスメックス」)は、マラリア原虫等感染赤血球の自動測定機能を搭載したヘマトロジー分野の新製品「Automated Hematology Analyzer XN-31」が、欧州IVD指令に適合してCEマークを取得したことをお知らせします。今後、本製品を欧州で発売するとともに、アフリカ・アジアにおいても各国許認可を取得次第順次発売予定です※1。一般的な血液検査に用いられる血球計数検査項目(CBC8項目※2)と同時に、マラリア原虫等感染赤血球の有無を約1分で自動測定するXN-31は、現在主流となっている顕微鏡や簡易キットを用いたマラリア検査の精度面、効率面での課題を解決し、マラリア検査の標準化および効率化を支援します。今後、各国での薬事承認取得に向けた活動を推進し、マラリアまん延地域や、マラリアの流入防止に取り組む先進諸国へ広く導入することで、世界におけるマラリア排除(マラリアエリミネーション)に貢献します。

 

シスメックス株式会社のリリースページはこちら→https://www.sysmex.co.jp/corporate/news/2019/190425.html